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【高校留学のメリット・デメリット】ニュージランドへの留学経験を元に伝えます

こんにちは、とればーです。
今日は私が高校留学した時の経験を元に高校留学のメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。

これから高校に進学する人、現在高校に通っているという人で留学を検討している人、または自分の子どもに留学をさせたいという人もいるかと思います。

私は高校の時、半年間語学学校に通った後にニュージーランドの高校へ編入という形で入学し、2年間現地の高校へ通って卒業しました。高校留学を経験した経験から私が実際に感じた高校留学のメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

高校留学の種類

まず、高校留学といってもいくつか種類があります。日本の高校に進学しないで現地へ留学する、もしくは在籍している高校を休学して留学する「私費(正規)留学」と異文化交流などを目的に留学団体や通学している高校から派遣される「交換留学」があります。

私費(正規)留学

私は在籍していた日本の高校を自主退学し、現地の高校に編入したので私費留学に当てはまります。私費留学の一番の特徴は派遣されていくわけではないので、期間や留学先の国や地域、高校などを全て自分で決めることができる点です。

また、現地の高校を卒業できるのも大きな特徴です。私はニュージーランドという国からオークランドという地域、そして留学先の高校を全て自分で選びました。しかし、休学して留学した場合は高校によっては単位として認められない可能性もあります。

交換留学

交換留学は文化や考え方などお互いの国のことを理解するという意味合いからきており、一般的に留学団体や在籍している高校から半年から1年程度の期間派遣されます。

この留学は留学期間が単位として日本の高校に認められるのが大きな特徴です。しかし、派遣されるので選べるのは国までで、地域や学校、ホームステイ先は生徒の適正に合わせて決められたところにいくことになります。また、派遣されないといくことができないため、選考試験に受かる必要があります。

高校留学のメリット

では、ここからは私が実際に留学して感じたメリットをお伝えしたいと思います。

  • 早期段階での英語力の習得
  • 進路の選択が広がる
  • 自立心を養うことができる

早期段階での英語力の習得

留学の一番の成果は何と言っても英語力が身につくことです。その英語力は若いうちに学んだ方が早く習得できます。そのため、高校留学のメリットは若いうちに英語を学ぶことができるため、習得が早いことです。

そのため、大人になってから学ぶよりも発音も綺麗になりやすいです。私の発音はあまりよくないのですが、一応外国人の友人からは普通の人の発音よりは聴きやすいと言ってもらえます。お世辞かもしれませんが。笑 

英語力を身につけることで、その後のスキルとして仕事や旅行など様々な場面で活かすことができます。また、若うちに身につけた語学力は体が覚えるので、ブランクによって忘れてしまったとしても、少し学習することで簡単に思い出すことができます。

進路の選択肢が広がる

二つ目のメリットは進路の選択肢が広がるという点です。高校生の時に留学することで、現地の大学にも進学しやすくなります。私の知人では現地の大学に進学する人や国を変えてイギリスの大学に進学する人もいました。

また、私のように日本の大学に進学することも可能です。その時のメリットとして、大学によって基準が異なりますが、2年間以上現地の高校に通い、卒業することで「帰国生入試」や「帰国子女入試」という特別入試を受けることができます。

これによってセンター試験や一般受験が不要となり、普通よりも良い大学に進学しやすくなります。私も一般受験をしていたらMARCHの大学には入れなかったと思います。笑 受験勉強に費やす時間を英語の習得に当てられることは大きなメリットだったと思っています。

自立心を養うことができる

三つ目のメリットは若いうちに親元を離れて生活することで自立心を養うことができます。こちらは誘惑に負けてしまう学生がいたりとデメリットとの表裏一体なところもありますが。

私は16歳くらいから親元を離れてホームステイ先に生活していたことでお金の管理や洗濯、掃除といった生活面から、自分で物事を考えて行動するという自立心を養うことができました。

また、違う環境で育ってきた人とコミュニケーションをとることで、多様性についても学ぶ良い機会となりました。

高校留学のデメリット

ここからは私が感じた高校留学のデメリットをお伝えします。

  • 言葉や文化の壁からくる孤独
  • ホームステイ(寮)生活が必須
  • トラブルに巻き込まれた時の対処が難しい

言葉や文化の壁からくる孤独

留学の最大のデメリットは孤独かもしれません。私は比較的寂しいと感じたことはありませんでしたが、それでもよく親に電話を掛けていたのを覚えています。当時は今と違い、LINEなどなかったので電話代にお小遣いが消えていきました。笑

留学してはじめの頃は語学や生活習慣の違いなどから周囲とのコミュニケーションがうまく取れず、孤独を感じるかもしれません。

私は語学学校に半年間通ってから現地の高校に入りましたが、現地の高校は語学学校の英語とはスピードなどが全く違い、指示などが全然理解できず苦労しました。

特に私は男子校だったので日本人が極端に少なく、日本人自体が学校に3人程度しかいなかったため、日本人と話す機会がほとんどありませんでした。

入学して間もない頃は「あと数時間後には学校だ」と憂鬱になったり、語学学校にいってカウンセラーと話して泣いたりしました。笑 この最初の壁を乗り越えられないといけないのが高校留学のデメリットというか大変なことの一つです。

ホームステイ(寮)生活が必須

学校によっては寮という選択肢もあるかと思いますが、基本的にホームステイでの生活が必須で大学留学とは違い、一人暮らしはできません。

親としては安心ですが、学生としてはホストファミリーと合う合わないが生じてくるので、場合によってはストレスが溜まります。

私は、ニュージーランド人のお父さんと中華系インドネシア人のお母さんの二人のホストファミリーで、放任主義だったのですごく快適でした。食事も中華系の食事が多かったので食事面でも苦労しませんでした。

最後の半年間くらいはホストファミリーが海外に行ってしまうということで、違うホストファミリーと生活をしました。しかし、最初に移った家が汚く、料理もまずく、耐えられなかったので、別のホストファミリーに変更してもらったことがありました。

一人暮らしできればどんなに楽なんだろうと思っていたのをよく覚えています。

トラブルに巻き込まれた時の対処が難しい

若いうちに親元を離れていくことのデメリットとしては、トラブルに巻き込まれた時の対処が難しいことが挙げられます。若いことから判断力もなく、遊びに走ってしまったり、誘惑に負けてお酒やタバコに手を出したり、最悪な場合は薬物に手を出してしまうといったこともあるのが事実です。

私の周りには、女の子で妊娠してしまい中絶したというトラブルがありました。私は全くモテなかったのでそういった心配は皆無でしたが(笑)、女の子は現地の学生と恋愛に発展してそういったトラブルを引き起こす可能性もあるようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。高校留学は若いうちに親元を離れていくため、様々な不安があるかと思います。私は、高校留学を経験したことで、英語というスキルが身につき、そのお陰で仕事に活かすことができたり、色々な国の人とのコミュニケーションが取れたりしています

また、高校の時に留学したことで希望する大学にも進学することができました。今からもう一回行けと言われたら絶対行きたくないですが(笑)、若いからこそ経験できる学びが多くあると思いますので、この体験談が少しでも留学を考えている人の参考になれば嬉しく思います。

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