- キャリアコンサルタント資格を取得したけど仕事が見つからない
- これからキャリアコンサルタントの資格を取得してキャリア支援の仕事を見つけたい
こんな方に向けて、未経験の方がキャリアコンサルタントの資格を活かしてキャリア支援の仕事を見つける方法をご紹介したいと思います。
筆者は未経験でキャリアコンサルタントの資格を取得し、複業でプロアスリートや20代のキャリア支援の仕事をしています。
今回、筆者の経験をもとにキャリアコンサルタントの資格を活かして仕事を見つける方法をご紹介します。
最短最速でキャリア支援のスキルと仕事を得る方法を知りたい方はここまでスキップ
キャリアコンサルタントの求人は少ない?
キャリアコンサルタントの資格を取得したものの、資格を活かした仕事が見つからないという声をよく耳にします。
キャリアコンサルタントの資格は2016年に国家資格となり、政府は2024年度末までにキャリアコンサルタント10万人の養成を目標に掲げています。(2023年5月末現在、約6.8万人 ※引用:国家資格キャリアコンサルタントWebサイト登録センターより)
国がキャリアコンサルタントを増やす一方で、受け皿となる活躍の場は少なく、せっかく頑張って資格を取ったもののその資格を活かせていないという方も多くいます。
キャリア支援を行なっているミートキャリアが登録しているキャリアコンサルタント保有者にアンケートをとったところ、9割近くが資格を活かせる仕事を「探したことがある」と回答。
その際、仕事や求人数について「少ない」「とても少ない」と感じた人が96.9%で、ほぼ全員がキャリコンの仕事の少なさを実感している。と回答しています。(引用:ミートキャリアプレスリリースより)
せっかくキャリアコンサルタントの資格を取ったのに仕事に活かせないのはもったいないですよね。筆者の様に未経験でも仕事を見つける方法をご紹介しますのでご安心ください!
キャリアコンサルタントの需要が増える?
2023年6月20日の日経新聞にて経産省が企業で働く人を対象に、転職を目的とした学び直しを支援することが記載されていました。
記事によるとプログラミング講座などを受講して転職に成功した場合、受講費用として1人あたり最大で56万円を補助するそうです。
制度は近々発表するそうですが、この支援を受ける人はキャリアコンサルタントの資格を持つ専門家に相談したうえで費用な講座を受講するとありました。
つまり、この学び直しの補助金を受け取るにはキャリアコンサルタントへの事前相談が必須ということなんですね。
今後、キャリアコンサルタントへの相談の需要が増すことは間違いないので、どれだけ早くから準備できるかがポイントになってきそうです。
キャリアコンサルタントの主な働き方4つ
ここでキャリアコンサルタントの主な働き方をご紹介します。キャリアコンサルタントとしての働き方は主に4つあります。
- 公的機関で働く
- 教育機関で働く
- 民間企業で働く
- 独立・フリーランスとして働く
①公的機関で働く
国や地方自治体が運営する雇用サービスセンターや職業能力開発施設などがあります。
公的機関でキャリアコンサルタントとして働く場合、若年者から年配者まで幅広い年代へに対応していくことになります。そのため、キャリアコンサルタントの資格が必須とする機関も多いです。
ここでは求職者の就職支援やキャリア面談など、活躍の場は多岐に渡ります。
②教育機関で働く
大学や専門学校などでキャリア教育のカリキュラムを担当する場合があります。
教育機関では、主に学生や生徒に対してキャリアアドバイスや進路指導を行うため、学生に寄り添った支援を行いたい方には向いている職場と言えそうです。
求人は大学のホームページやハローワークに掲載されるケースやキャリア関連団体から派遣されるケースが多いです。
③民間企業で働く
民間企業でキャリア支援を行う場合は、業種や所属する部署などによって働き方が大きく異なってきます。
民間企業で働く場合は、主に下記3つの働き方が考えられます。
人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして働く場合は、企業から求人を取ってきたり、求職者に求人を紹介し採用決定まで支援するなど営業としての要素が強くなります。
人事は、業務が採用、教育、研修、評価制度など多岐にわたるので一概には言えませんが、キャリアコンサルタントの資格を取得していることでさまざまな場面で知識やカウンセリングスキルが活かせるでしょう。
社内キャリアカウンセラーはかなり限られた求人になりますが、社員のキャリア形成や社内のコミュニケーションの改善などを積極的に行なっている会社などで少しずつ導入する企業が増えてきています。
企業や一般の求職者を対象にした人材紹介や採用支援の仕事を行う企業があります。ここでは、求職者のキャリアプランやスキルマッチングをサポートします。
④独立・フリーランスとして働く
自身でキャリアコンサルタントとして独立する場合や、フリーランスとして他の機関や企業と契約を結ぶ場合もあります。
こうした場合は、自らクライアントを獲得し、独自のキャリア支援サービスを提供していくので経験が必要になりますが働き方の柔軟性は一番高いです。
筆者の場合は複業フリーランスなので④に該当しますが、まずは自分がどういう働き方をしたいかを見極めましょう。
キャリアコンサルタントのメリットを活かす
ここまでキャリアコンサルタントの働き方についてご紹介してきましたが、キャリアコンサルタントの求人市場では、経験者の需要が有資格者よりも高い傾向にあります。
これは、どの業職種にも共通して言えますが、キャリアコンサルタントの場合、特に経験者が現場での実務経験を積んでいるため、即戦力として活躍できると見なされるからです。
そのため未経験者がキャリアコンサルタントの仕事を得るためには、キャリアコンサルタントのメリットを活かすことが重要です。
メリット①:信頼性の向上
キャリアコンサルタントの資格を取得することで、自身の専門性と信頼性を高めることができます。
資格を持つことは、未経験者でも専門性をアピールする有効な手段となります。
国家資格である「キャリアコンサルタント」の資格を取得することで、クライアントや雇用主からの信頼を得ることができます。
メリット②:体系的な知識とスキルの習得
キャリアコンサルタントとしての専門知識やスキルを体系的に学ぶことで、仕事に必要な能力を身につけることができます。
具体的には、キャリアカウンセリングや職業適性の診断手法、キャリア教育の理論などを学ぶことが重要です。
資格取得講座や研修、大学や専門学校のキャリアコンサルタント養成プログラムなどを活用して、専門的な知識とスキルを習得しましょう。
メリット③:キャリア支援の仕事の幅が広がる
キャリアコンサルタントの資格を持つことで、キャリア支援の仕事の幅が広がります。
求職者のサポートや職業訓練、キャリア教育のプランニングなど、さまざまな分野で活躍することができます。
自身の興味や得意分野に合わせてキャリアパスを選択し、幅広いキャリア支援の仕事に挑戦してみましょう。
未経験のキャリアコンサルタントが仕事を得る方法3ステップ
さて、ここからようやく本題、未経験者がキャリアコンサルタントの仕事を得るために重要なステップ3つをご紹介します。
キャリアカウンセリングを受ける
カウンセリング経験を積む
キャリア支援の仕事を見つける
STEP①:キャリアカウンセリングを受ける
まずは自身がキャリアコンサルタントとしての適性や興味を持っているかを確認するために、キャリアカウンセリングを受けることをおすすめします。
キャリアカウンセリングでは、自己分析や職業適性の診断などが行われ、自身のキャリアの方向性を見つける手助けをしてもらえます。
筆者も実際にお金を払ってキャリアカウンセリングを受けて、自分自身のキャリアの方向性を見つけると同時にキャリ支援のやり方について学びました。
筆者のキャリアカウンセリング体験はこちらの記事をご覧ください。
STEP②:カウンセリング経験を積む
未経験者がキャリアコンサルタントの仕事を得るためには、カウンセリングの経験を積むことが重要です。
ボランティア活動やインターンシップ、キャリアカウンセリングの研修などを通じて、実践的な経験を積むことができます。
これにより、クライアントとの対話やキャリアアドバイスのスキルを磨くことができます。
筆者の場合は、すでにサービスが終了してしまいましたが社会人のOB訪問サービスを使い無償でキャリアカウンセリングを行なって経験を積みました。
ここで経験を積むことで仕事を見つけるためのアピール材料を作ることが重要になってきます。
Twitterやココナラなどを使ってクライアントを募集するのもおすすめです。
STEP③:キャリア支援の仕事を見つける
ステップ2で経験を積んだ後は、積極的にキャリア支援の仕事を探しましょう。
公的機関や人材サービス企業の求人サイト、キャリアコンサルタントの団体などが求人情報の収集源となります。
また、自己PRや履歴書の書き方にも注意を払い、自身の強みや経験をアピールすることが大切です。
最短最速でキャリア支援のスキルと仕事を得る方法
ここで、筆者がおすすめする最短最速でキャリア支援のスキルと仕事を得る方法をご紹介したいと思います。
ズバリ「ポジウィル認定講座」を受講することです。
ポジウィル認定講座とは、有料のキャリア支援サービスポジウィルキャリアを運営しているポジウィル株式会社が開設しているキャリア支援学習講座です。
体系的なキャリア理論の学習はもちろんのこと、キャリア支援の最前線で活躍するトレーナーから演習を受けることで実践的な技術を身につけることができます。
さらにポジウィル認定講座を卒業し、認定資格を取得すると実際にポジウィルキャリアのトレーナー(業務委託)としてキャリア支援を行うことができるんです!
キャリア支援の仕事は経験が重要になるとお伝えしましたが、ポジウィル認定講座でキャリア支援のスキルを得て、さらにポジウィルキャリアの仕事も請け負うことができるという一石二鳥な講座なのです。
すこしでも興味のある方はぜひ直接ポジウィル認定講座についての話を聞いてみることをおすすめします。