- 転職サイトってどこがいいの?
- 転職サイトってどうやって使うの?
- 転職サイト利用の際の注意点は?
筆者はこれまでに7社で働き、15社以上の転職サイトを利用し、実際に転職サイト経由で転職もしました。
そんな筆者が実際に利用してみて良かった本当におすすめできる転職サイトを4つご紹介したいと思います!
『転職したい!』と思った時に真っ先に求人を確認するのが転職サイトではないでしょうか?
そして転職サイトの登録をしようと思った時に『転職サイトってどこがいいの?』『転職サイトを使うコツは?』という疑問が出てくるかと思います。
私も同じでした。
社会人3年目で初めて転職活動を開始した時、どこの転職サイトに登録したらいいのかさっぱり分かりませんでした。
結局、『転職サイト おすすめ』とググって最初の方に出てきた転職サイトに登録していました。
しかし、今になって考えると上位に出てくる記事のほとんどが転職サイトを実際に利用していない人によって書かれた信頼性に欠ける情報ばかりでした!
そこで、これから転職活動を始める方に向けて『私が20代の時に実際に利用して本当に役に立った転職サイト』をご紹介したいと思いました。
この記事を読んでいただくことで、『各転職サイトの特徴』『転職サイトの便利な使い方や注意点』を把握することができ、ご自身の転職活動に役立ててもらうことができます。
転職サイトの仕組み
転職サイトとは、様々な求人が掲載されている求人広告サイトのことです。
転職サイトでは自分で検索することができ、気になった求人があればその場で応募することができます。
転職サイトに掲載されている求人は誰でも応募が可能なオープンな求人なので、公募と言われたりもします。
転職サイトは求人広告サイトなので、掲載されている求人は採用企業が広告として転職サイトに掲載しているものになります。
そのため、基本的に『良いこと』しか書かれていません。
あくまでも広告なので『この会社は残業が多く離職率が高い』なんて書けませんよね?笑
また、直接企業へ応募する形になるので、応募後の企業とのやりとりは自分で行うことになります。
自分で自由に応募できる分、企業とのやり取りも全て自分で行わないといけないということですね。
20代の時に利用して役に立った転職サイトおすすめ4つ
ここからは、筆者が20代の時に実際に利用して役に立った転職サイトをご紹介します。
筆者はこの4つの転職サイトに登録し、転職活動をしていました。まずはこの4つの転職サイトに登録してみるといいかと思います。
いずれも求人数が豊富で使い勝手が良いので、最初はこの4つの転職サイトに登録し、併用するのがいいかと思います。
各転職サイトの特徴を下記にまとめたので、違いについて確認しましょう!
転職サイトの特徴について
転職サイト | 更新日 | 求人数 | 特徴 |
---|---|---|---|
エン転職 | 月・木 | △| 9,854 | 取材記事があり求人が見やすい |
doda | 月・木 | ◎|66,686 | エージェントサービスの併用が可能 |
マイナビ転職 | 火・金 | ◯|12,788 | 新着の求人が検索しやすい |
リクナビNEXT | 水・金 | ◎|45,869 | 求人の質と量の両方が優れている |
上の表で各転職サイトの特徴が把握できたかと思います!
各転職サイトの特徴を意識しながらそれぞれ併用するといいかと思います。
20代が転職サイトを利用する時のコツ6つ
ここからは実際に転職サイトを利用する時のコツを紹介します!
- 複数の転職サイトを併用する
- 転職エージェントと併用する
- 新着の求人を更新日にチェックする
- 求人が掲載されたらすぐに応募する
- 気になった求人を口コミサイトでチェックする
- やり取りは速やかに行う
コツ1:複数の転職サイトを併用する
転職サイトは複数のサイトを併用しましょう!
その理由は、一つの会社が複数の転職サイトに求人を掲載していないことがほとんどだからです。
言い換えると、それぞれの転職サイトには同じ求人があまりないということです。
複数の転職サイトに求人を掲載すると、その分の掲載料を支払わないといけないので、あまり行われていないということなんですね。
そのため、複数の転職サイトを併用して良い求人を見逃さないようにしましょう!
コツ2:転職エージェントと併用する
転職サイトと転職エージェントは併用しましょう!
転職サイトの併用をおすすめしましたが、転職エージェントも併せて利用しましょう!
その理由は下記の二つからです。
- 転職エージェントは応募書類の添削や面接対策をしてくれるため
- 転職サイトと転職エージェントの求人はあまり被っていないため
転職サイトは応募から内定まですべて自分ひとりで行わないといけないので、転職エージェントを利用して応募書類の添削や面接対策などの転職サポートをしてもらいましょう!
また、転職サイトと転職エージェントが保有している求人はあまり被っていないということもあり、転職サイトと転職エージェントは併用することをおすすめします。
転職エージェントを利用することで転職サイトにはない求人の紹介や転職サポートもしてくれるので転職エージェントも積極的に活用しましょう!
*転職エージェントについてはこちらの記事をご覧ください。
コツ3:新着の求人を更新日にチェックする
新着の求人を更新日にチェックしましょう!
ご紹介した4つの転職サイトは1週間に2回求人を更新しています。そこで、更新日に新着求人をチェックすることをおすすめします。
更新日に新着の求人をチェックすることで企業が募集し始めたばかりの求人を見つけたり、ライバルに先駆けてエントリーすることができます。
ちなみに筆者は月曜日はエン転職とdodaを火曜日はマイナビ転職をといった感じに毎日いずれかの転職サイトで新着求人を確認し、掲載されたばかりの求人を必ず確認するようにしていました。
コツ4:気になった求人にはすぐに応募する
転職サイトで気になった求人を見つけたらすぐに応募するようにしましょう!
求人には応募の締め切りがありますが、応募者が多いと事前に募集を締め切られ、応募ができなくなる恐れがあります。
また、人気の求人だと1,000件程の応募がある場合もあるので、早く応募した方が採用担当者の目に留まりやすくなります。
そのため、新着求人を更新日にチェックしてなるべく早く応募しましょう!
筆者は転職サイトを通じて入社した会社の担当者から『一番目に応募がきたからじっくり書類を確認することができた』と言われたことがあるので、早めに応募することは意外と大事だったりします。
コツ5:気になった求人を口コミサイトでチェックする
応募したいと思った会社の評判を『転職会議』や『OpenWork』といった企業の口コミサイトでチェックしましょう。
企業の口コミサイトでは在籍している社員から評判を見ることができます。
口コミサイトは匿名で書き込まれているので信憑性には欠けますが、あまりにも評判が悪いところなどは傾向を把握できるので応募前の参考に確認するようにしましょう。
コツ6:やり取りは速やかに行う
応募した会社とのやり取りは速やかに行うようにしましょう!
転職サイトでは応募した会社とのやりとりは自分で行わなければいけません。そのため、採用担当者から連絡等があった場合は自分で返信しなければなりません。
採用担当者も多くの転職希望者とやり取りをしているので、早めのレスポンスをすることで採用担当者の業務を少しでもスムーズにしてあげることにつながります。
連絡の遅い人は印象が悪くなりかねないので、早めの連絡を心がけましょう!
20代で転職サイトの利用をおすすめしたい人
ここでは、転職サイトの利用を特におすすめしたい人をお伝えします!
下記の業種や職種に転職したい人は転職サイトの利用を特におすすめします。
- 公共・非営利(公務員、学校法人、財団法人、社団法人、NPOなど)
- 保育・教育・通訳
- 営業・販売
- 事務
上記の業種や職種は転職エージェントより求人数が豊富な可能性が高いです。
その理由は、転職サイトの方が転職エージェントより低コストで人材を採用することができるからです。
転職エージェントから人材を採用すると紹介料として年収の3〜4割程度の報酬を転職エージェントに支払わなければなりませんので、転職サイトへの求人掲載料よりは割高になります。
採用費用をあまり掛けられない『公共・非営利』などの求人は転職エージェントで見かけることは少なく、転職サイトに求人を掲載するケースが多いのです。
ちなみに筆者は独立行政法人へ転職した際にリクナビNEXTを利用しました。
それ以外の業種や職種についても『専門性が高くない』『一括採用』といった企業があまり採用コスト掛けずに採用したい場合は転職サイトで募集をかけることが多いのです。
『公共・非営利』『保育・教育・通訳』『営業・販売』『事務』の求人は転職サイトを積極的に活用すると多くの求人に出会える可能性が高くなるということですね。
20代の転職サイト利用の注意点4つ
転職サイトを利用する時は下記の点に注意しましょう。
- ブラック企業の求人もある
- 掲載内容は良いことしか書いていない
- 会社にバレる可能性
- 応募書類や面接対策を自分でやらないといけない
注意1:ブラック企業の求人もある
転職サイトは広告会社なので、掲載料さえ支払えば基本的にどんな会社でも求人を掲載することができます。
つまり、ブラック企業でも転職サイトに掲載料を支払えば求人の掲載が可能ということなんですね。
そのため、ブラック企業に応募しないように注意する必要があるということです。
筆者が継続的に転職サイトを見ていると、ブラック企業だと思われる会社は毎週のように求人を掲載したりします。
それだけ人材の出入りが激しいということですね…
転職サイトにはブラック企業の求人もあると認識し、応募の際は事前に企業研究をするように心がけましょう!
注意2:掲載内容は良いことしか書いていない
冒頭にもお伝えしましたが、転職サイトの求人は広告なので基本的に良いことしか書いていません。
『ここの会社は残業が多くて離職率も高いですよ!』なんて書いたら、採用企業から怒られちゃいますよね。笑
そのため、求人を見ても全てを信じるのではなく、会社のホームページや口コミサイト、SNSなどを利用し、自分で情報を得るように心がけましょう!
注意3:会社にバレる可能性
自分の勤めている会社が転職サイトに求人を掲載していた場合、自分が求人サイトに登録していることがバレてしまう可能性があります。
転職サイトにはスカウト機能があるため、その転職サイトで採用活動をしている会社は登録者の情報を見ることもできます。
採用企業は登録者の情報を見てスカウトすることがあるので、そこで会社にバレてしまう可能性が稀にあるんですね。
会社にバレるのを回避するためには自分の登録情報を自分の会社に見られないように設定する必要があります。
転職サイトには設定画面があり、そこで自分の履歴書を非公開にする会社を設定できるので、自分の情報が知られたくない会社を登録しておきましょう。
転職サイトに登録したらマイページ上のWEB履歴書を非公開にする会社に自分が勤めている会社を追加することを忘れずにしましょう!
注意4:応募書類や面接対策を自分でやらないといけない
転職サイトから応募すると応募から内定までの活動をすべて自分一人で行わなければなりません。
それはエントリー時の志望動機や自己PR、書類通過後の面接対策も自分でやらなければならないということです。
転職サイトにも書類作成や面接のポイントなどが記載されていますが、大勢に向けて書かれているのであまり参考になりません。
そこで、キャリアトレーニングサービスを活用し、転職のサポートを利用することをおすすめします。
私も初めての面接では勝手が分からず、支離滅裂なことを言って即不採用の通知をもらいました。笑
自分ひとりで対策を行うよりプロのサポートを受けた方が自分の理想とする転職を叶えられるので積極的に活用しましょう。
キャリアトレーニングサービスを提供している『ポジウィルキャリア』では無料相談を行っているので、そこで転職の流れや気になる点を相談してみましょう!
*ポジウィルキャリアのサービス内容と評判はこちらをご覧ください。
転職サイトに登録して求人を探してみましょう!
ここまで読んでいただいた方は転職サイトの特徴や利用のコツ、注意点などについても把握できたかと思います。
ここでもう一度おさらいしましょう!
- 複数の転職サイトを併用する
- 転職エージェントと併用する
- 新着の求人を更新日にチェックする
- 求人が掲載されたらすぐに応募する
- 気になった求人を口コミサイトでチェックする
- やり取りは速やかに行う
- 公共・非営利(公務員、学校法人、財団法人、社団法人、NPOなど)
- 保育・教育・通訳
- 営業・販売
- 事務
ここまで読んで転職サイトを利用したいと感じた方は、まずはじめにご紹介した転職サイト4つに登録してみましょう!
どんな求人があるのか検索し、希望する求人があれば積極的に応募していきましょう!