リカレントのキャリアコンサルタント養成講座を受講し、国家資格キャリアコンサルタント試験(第17回)に一発合格したとればーです。詳しい経歴はプロフィールで紹介しています。
受講して感じた結論は、「授業と試験対策がそろっていて、資格取得までの道筋をつくりやすいスクール」です。ロールプレイ中心の実習と、修了後の試験対策教材のおかげで、仕事をしながら一発で合格できました。
一方で、費用は総額40万〜50万円ほどかかり、給付金を使うなら受講前の手続きも必要です。週1回の実習に通い続ける時間も確保しなければなりません。
この記事では、私の受講体験と合格までの約9ヶ月の流れを中心に、他の受講生の声、2026年10月時点の料金・給付金・合格保証の条件、私の紹介で入会金が1万円引きになる紹介割引の使い方を整理します。
体験談と現在の情報について
私が受講したのは2020年11月開始の「ライブ通信講座」です。体験談は当時のもので、料金や制度、講座内容は2026年10月11日に公式サイト等で確認した情報と分けて書いています。
受講を決めたら、申し込む前にご連絡ください
私の紹介で入会金が1万円引きになります。使い方と注意点は記事の後半で説明しています。
※紹介でご入会いただくと、私にもリカレントから特典があります。
結論:リカレントの評判と、受講した私の評価
良かった点:実習の質と、修了後まで続く試験対策
私が特に良かったと感じたのは、次の3つです。
- 講師と受講仲間に恵まれ、ロールプレイで実技の力がついた
- 修了後に、学科・論述の試験対策講座や一問一答で総復習できた
- 教材が試験を意識してまとめられていた
実技試験は、ほとんど授業で学んだカウンセリングの技術で合格できたと感じています。
気になった点:費用と、通い続ける時間
気になったのは、費用の大きさと時間の負担です。私が受講したライブ通信講座でも、講義動画を見終えるまでの約3週間は1日3時間ほど学習しました。その後は約3ヶ月半、週1回の実習に通いました。
リカレントが向く人・向かない人
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| 対面やリアルタイムの授業で、仲間とロールプレイを重ねたい | 費用をできるだけ抑えることを最優先にしたい |
| 受講後の試験対策まで、同じスクールでまとめて進めたい | 決まった日時の授業・実習に参加する時間を確保できない |
| 給付金の手続きを受講前に進められる | 講義も実習も、すべて自分のペースで進めたい |
私が受講した講座と当時の状況
私は2020年11月に申し込み、ライブ通信講座を受講しました。講義は動画で学び、実技の「応用実習」は教室に通う形です。
通っていたのはリカレント渋谷教室です。渋谷ヒカリエ内のきれいな貸し会議室で、駅から雨に濡れずに通えたのは便利でした。
当時、私がリカレントを選んだ理由は4つあります。
- 試験対策の講座や教材が充実していた
- 学科試験に落ちた場合に備えた合格保証制度があった
- 資格取得後にインターンで実務経験を積める制度があった(当時の案内では大学のキャリアセンターでインターンができるとされ、キャリアセンターでの支援に興味があった私には魅力でした)
- 通いやすい場所に教室があった
ライブ通信講座でも実習は通学が必要です。通える場所に教室があるかは、スクール選びで大事な条件でした。
なお、現在の公式サイトでは、インターン制度は「資格取得後にリカレントキャリアセンターなどで実務を経験する制度」として案内されています。大学のキャリアセンターについての記載は確認できませんでした。
受講して良かった点3つ
1. 修了後も続く手厚い試験対策
養成講座の修了後に、学科や論述の試験対策講座を動画で学べました。一通り学んだ後に、試験を意識して総復習できたのはありがたかったです。

学科対策で特に重宝したのが、スマホで解ける一問一答です。当時は900問あり、通勤などの移動時間に繰り返し解きました。現在のライブ通信講座の案内では、1,000問のオンライン問題集が受講生向けに用意されています。
2. 講師とクラスの雰囲気
キャリアコンサルタントの実技は、ロールプレイで練習します。クラスメイトとのコミュニケーションが欠かせません。
私のクラスは十数名で、あたたかい雰囲気の中で学習を進め、キャリアコンサルタント仲間ができました。講師は時に厳しく、カウンセリングの技術を徹底して教えてくれました。私は、ほとんど授業で学んだスキルで実技試験に合格できたと感じています。
私と親しかった受講仲間は、全員が合格していました。あくまで私の周囲の話ですが、授業についていけば合格を目指せる手応えはありました。
3. 試験を意識した教材
授業で使う教材のほかに、学科対策をまとめた資料集などもありました。

試験に出る内容を意識した教材がそろっていて、何を復習すればよいか迷いにくかったです。
気になった点と、申し込む前の注意点
費用は安くない
ライブ通信講座でも、受講料・教材費・入会金の合計は398,200円(税込)です。給付金の対象講座ですが、受給には条件と受講前の手続きがあります。
私は当時、紹介割引で入会金が安くなり、給付金を受けた後の自己負担は約11.6万円でした。これは当時の料金・制度と私の条件での計算です。給付金を受けられるかは人によって違います。
入会金は、紹介割引で1万円下げられます。私の紹介でも利用できます(紹介割引の使い方)。
学習時間をまとまって確保する必要がある
講義動画(全20回)は、1日3時間ほどかけて約3週間で見終えました。応用実習は約3ヶ月半、週1回2コマ(1コマ2.5時間)です。
修了後から試験までは、学科対策を中心に1日30〜60分ほど勉強しました。仕事をしながら続けられる量でしたが、繁忙期と重なると負担は大きくなりそうです。
実技の練習は授業外でも工夫した
クラスメイトとのロールプレイはリアルさに欠けると感じ、私はあまり行いませんでした。その代わりに、実際に仕事の悩みを持つ人の相談を聞く機会をつくり、練習しました(詳しくは後述)。
実技試験面接対策コース(有料)を申し込む人もいました。私は受けませんでしたが、私のクラスでは3割ほどの人が申し込んでいました。
他の受講生の口コミ・評判
私が申し込む前に調べたときも、講師やクラスメンバー、スタッフの対応についての良い声が目立ちました。実際に通ってみても、その点は評判どおりだと感じました。
同じ時期にリカレントで学んだ方の合格報告がこちらです(2021年8月12日の投稿)。
キャリコン試験、キャリ協で受験し、
— こころ🐨キャリアコンサルタント (@cocoro_career) August 12, 2021
実技&学科ともに合格〜🌸
通知が手元に来るまで不安で投稿遅くなりました..笑
リカレント養成講座のさくら先生、クラスメンバー、ロープレ練習にお付き合いいただいた皆様に恵まれ..感謝しかないです☺️
資格取っただけで終わらず活かす道をこれから考えます〜☺️
社会人向け講座の口コミサイトでは、次のような声も見られました。
| 良い声 | 気になる声 |
|---|---|
| オンライン受講で移動時間を減らせた | オンライン受講は自宅の通信環境に左右される |
| 講師がクラス全体のペースをそろえてくれる | 序盤に学ぶ量が多い |
| 仲間と話し合う時間で理解が深まる | — |
出典:BrushUP学び「リカレント/LIVE通信の口コミ・評判一覧」(2026年10月11日確認)。投稿日・評価点は表示されておらず、掲載数も限られます。内容は筆者が要約しました。
口コミは個人の感想で、全員に当てはまるわけではありません。授業の雰囲気が自分に合うかは、リカレントの無料セミナー(国家資格説明会・授業体験)で確かめるのが確実です。
リカレントの講座と料金(2026年10月時点)
リカレント(運営:株式会社リカレント)は、厚生労働大臣が認定するキャリアコンサルタント養成講習を開講しています。キャリアコンサルタント試験の受験資格を得るための講座です。

養成講座とライブ通信講座の違い

以前は「全課程通学」が特徴でしたが、現在の養成講座は教室受講クラスとオンライン受講クラスから選べます。
表は横にスクロールできます
| 項目 | 養成講座 | ライブ通信講座 |
|---|---|---|
| 受け方 | 教室またはオンラインでリアルタイム受講 | 講義は映像授業、実技演習は会場へ通学 |
| 期間 | 6ヶ月(150時間・全60回) | 6ヶ月 |
| 受講料 | 437,800円 | 360,800円 |
| 教材費 | 28,600円 | 15,400円 |
| 入会金 | 33,000円 | 22,000円 |
| 合計 | 499,400円 | 398,200円 |
教育訓練給付金(専門実践)を使う場合

リカレントの養成講座は、専門実践教育訓練給付金の対象講座として案内されています。支給率と主な条件は次のとおりです。
- 受講費用の50%(年間上限40万円):受講中、6ヶ月ごとに申請
- 70%まで(年間上限56万円):修了後1年以内に資格を取得し、雇用保険の被保険者として就職等をした場合
- 80%まで(年間上限64万円):さらに賃金が5%以上上がった場合。2024年10月以降に開講した講座が対象
受け取るには、受講開始日に雇用保険の加入期間が3年以上(初めての利用なら2年以上)必要です。受講前にハローワークで訓練前キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードを作り、受講開始日の2週間前までに受給資格確認の手続きをします。
私も申し込んだ翌日にハローワークへ行き、修了後に給付金を申請しました。そのときは申請から1週間ほどで振り込まれました。
出典:厚生労働省「教育訓練給付制度」、ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付制度」(2026年10月11日確認)。受給できるか、対象となる費用は必ずハローワークで確認してください。
合格保証制度の条件
合格保証制度は、試験の合格を保証する制度ではありません。対象教科(学科理論マスター)を受講して試験に不合格だった場合、次期の同じ教科の受講料が免除される制度です。出席率80%以上と、再登録料6,600円(税込)が条件です。
オプション:実技試験面接対策コース
実技試験に備える有料の「実技試験面接対策コース」もあります。受講料74,800円と教材費・実習費2,200円で、合計77,000円(税込)です。
最新の料金・日程・会場は、公式の養成講座ページとライブ通信講座ページで確認できます。
紹介割引を使う方法(入会金1万円引き)
リカレントには、紹介を受けて入会すると入会金が割引になる紹介割引があります。私の紹介で申し込むと、入会金が1万円引きになります。受講料や教材費は変わりません。私はこれまでに30人以上の方を紹介してきました。
使い方は次の3ステップです。
- 下のボタンから私に連絡する(件名と本文のひな形は入力済みです)
- 私から、紹介者として伝える名前をメールでお知らせします(3日以内に返信します)
- リカレントに申し込むとき、紹介者として私の名前を伝える
申し込む前にご連絡ください
紹介割引は、申し込みのときに紹介者の名前を伝えて使う仕組みです。申し込んだ後からは使えないため、必ず申し込む前にご連絡ください。資料請求や無料セミナーへの参加は、連絡の前でも問題ありません。
連絡しても、申し込む義務はありません。リカレントに伝えるのは紹介者である私の名前だけで、あなたの個人情報を私からリカレントに伝えることはありません。
紹介でご入会いただくと、私にもリカレントから特典があります。紹介を使うかどうかで、この記事の評価や内容は変えていません。
申し込む前に、紹介者の名前を受け取る
Googleフォームが開きます。件名は入力済みです。X(旧Twitter)のDMでも受け付けています。
※メールアドレスに誤りがあると返信が届きません。3日たっても返信がない場合は、アドレスをご確認のうえ再度ご連絡ください。
申し込みから合格までの約9ヶ月(私のスケジュール)

- 2020年11月7日:資格説明会に参加
- 事前に資格について調べておくと、説明会で質問しやすくなります。
- 11月17日:養成講座に申し込み
- 給付金を使うなら受講前の手続きがあるので、早めに動くのがおすすめです。
- 11月18日:ハローワークで教育訓練給付金の手続き
- 11月24日:動画学習(全20回)を開始
- キャリア理論やカウンセリング理論などの基礎を、1日3時間ほどかけて約3週間で見終えました。
- 12月19日:応用実習を開始
- 約3ヶ月半、週1回2コマ(1コマ2.5時間)の授業に通い、ロールプレイ中心に実技を練習しました。
- 2021年4月3日:養成講座を修了
- 4月7日:ハローワークで給付金を申請
- 1週間ほどで振り込まれました。
- 4月〜:試験に向けて勉強
- 学科対策を中心に、1日30〜60分ほど勉強しました。
- 6月6日:模試(学科・論述)
- オンラインで受験。論述は50点中17点で、手をつけていなかった論述の対策を始めました。
- 6月27日:学科試験・論述試験を受験
- 7月17日:実技(面接)試験を受験
- 8月10日:合格
説明会から合格まで約9ヶ月。長いようで、あっという間でした。この流れを参考に、自分が時間を確保できるかを考えてみてください。
試験対策で役立った本と練習方法
学科:キャリア理論の本

リカレントの教材に加えて、キャリア理論の勉強に次の2冊を使いました。
特に『新版 キャリアの心理学』は、理論家の背景まで詳しく書かれていて、理論の理解に役立ちました。
実技:実際の悩みを持つ人の相談で練習
実技対策として、当時はオンラインOB訪問サービス「キャリーナ」に登録し、仕事の悩みを抱えている人の話を直接聞いていました。試験勉強中であることを伝えたうえで、利害関係のない人からリアルな相談を受けられたのは、良い練習になりました。
なお、2026年10月時点では、キャリーナの公式サイトを確認できませんでした。現在、同じ方法で練習するのは難しいかもしれません。
現在は私自身も、合格経験をもとにロールプレイの練習相手をしています。興味がある方はココナラの出品ページをご覧ください(筆者の出品です)。
自分でもキャリア支援を受けてみた
キャリア理論やカウンセリングを学んだだけでは、実際のクライアント支援は難しいと感じていました。「支援する側が、キャリアカウンセリングを受けたことがないのはどうなのか」とも思い、ポジウィルキャリアのキャリアトレーニングを受講しました。
理論が支援の現場でどう使われているかを学べたうえ、自分のキャリアを見つめ直すきっかけにもなりました。キャリアコンサルタントを目指す方は、有料・無料を問わず、一度は自分でキャリア相談を受けてみることをおすすめします。
受講体験はポジウィルキャリアの評判・口コミ|1ヶ月受講した体験と料金・注意点で詳しく書いています。
リカレントに申し込む前の確認リスト
申し込む前に、次の5点を確認しておくと迷いにくくなります。筆者が自分の経験をもとに作ったリストで、公式の手続き書類ではありません。
| 確認すること | 確認のしかた |
|---|---|
| 受け方(教室・オンライン・ライブ通信)が生活に合うか | 授業の曜日・時間と、自分の勤務日程を照らし合わせる |
| 実習の会場に通えるか | 公式サイトで会場と日程を確認する |
| 給付金を受けられるか | 雇用保険の加入期間を確認し、ハローワークで相談する。受講開始の2週間前までに手続き |
| 支払う総額と、給付金が戻るまでの資金 | 給付金は後から支給されるため、いったん全額を用意できるか考える |
| 合格までの学習時間を取れるか | 修了後から試験まで、1日30〜60分程度の勉強時間を見込む(筆者の場合) |
よくある質問
Qリカレントの評判は実際どうですか?
A私の受講体験では、講師・クラスの雰囲気と試験対策は評判どおり良かったです。口コミサイトでも講師やクラスへの好意的な声が見られます。一方、費用の高さや通信環境、学習量の負担を挙げる声もあります。
Qオンラインだけで受講できますか?
A2026年10月時点の公式サイトでは、養成講座はオンライン受講クラスを選べ、講師とリアルタイムで受講できると案内されています。ライブ通信講座は、実技演習を会場で受ける形式です。
Q給付金を使うと、自己負担はいくらになりますか?
A条件によって50%・70%・80%と変わり、年間上限もあります。受給の可否や対象となる費用は人によって違うため、受講前にハローワークで確認してください。
Q合格保証制度があれば必ず合格できますか?
Aいいえ。公式サイトでも合格を保証する制度ではないと明記されています。不合格だった場合に、対象教科の次期の受講料が免除される制度です(出席率80%以上・再登録料6,600円が条件)。
Q働きながらでも合格できますか?
A私は仕事をしながら、一発で合格しました。講義動画を見る時期は1日3時間ほど、修了後は1日30〜60分ほどの勉強です。忙しい時期と重なる場合は、日程に余裕を持って計画するのがおすすめです。
Q紹介割引はどうすれば使えますか?
Aリカレントに申し込む前に、記事内のフォームから私にご連絡ください。紹介者として伝える名前をお知らせします。申し込みの際にその名前を伝えると、入会金が1万円引きになります。申し込んだ後では使えません。
Q紹介を使うと、筆者に何か得がありますか?
Aはい。紹介でご入会いただくと、私にもリカレントから特典があります。紹介を使うかどうかで記事の評価や内容は変えていません。連絡しても申し込む義務はありません。
Q合格者数や合格率はどのくらいですか?
A公式サイトでは、厚生労働省のデータをもとにリカレントが作成した集計として、2021〜2024年の合格者数「4年連続No.1」を掲載しています(2024年は1,732名)。他校との比較データは同じページには載っていません。合格率は、確認した公式ページに記載がありませんでした。
まとめ
リカレントのキャリアコンサルタント養成講座は、ロールプレイ中心の授業と、修了後まで続く試験対策で、合格までの道筋をつくりやすいスクールでした。私は講師と受講仲間に恵まれ、働きながら一発で合格できました。
一方で、費用は総額40万〜50万円ほどかかり、給付金には受講前の手続きが必要です。実習に通い続ける時間も考えておきましょう。
自分に合うか迷っている方は、まず無料セミナーで授業の雰囲気と給付金の条件を確かめてみてください。
受講を決めたら、申し込む前にご連絡ください
私の紹介で入会金が1万円引きになります。連絡しても申し込む義務はありません。
※紹介でご入会いただくと、私にもリカレントから特典があります。





