- 新卒で入った会社が思っていた仕事と違った
- 今の仕事に向いていない気がする
- 新しいことに挑戦してみたい
営業から広報・マーケティングにキャリアチェンジした経験を元に未経験の職種へ転職する方法をご紹介します。
新卒ではじめて企業に就職して、実際に働き始めると『思っていた仕事と違う！』と感じる方は多いのではないでしょうか？
私も新卒で入った会社で営業に配属された時は、希望が全く考慮されていなかったので『他の仕事をしてみたい！』と常に思っていました。
そこで今日は、未経験でも転職できるおすすめ４職種をご紹介したいと思います。
第二新卒から未経験職種への転職
結論から言うと未経験の職種への転職は可能ですが、ハードルは高いです。
なぜなら中途採用において企業は「即戦力」の人材を求めているからです。
未経験者を採用するなら新卒を育てるか、他の部署から人を異動させればいいという考えが前提にあるため、未経験の仕事への転職は難しいと言われているのです。
では、それでも企業が未経験者を採用する理由はなぜ？ということですが、その理由は大きくは以下の４つが考えられます。
- 業績好調による増員
- 人物重視・社風に合う人材を求めている
- 社内の教育体制が整っているので育成が可能
- 異業種・異職種の経験を自社で活かしてほしい
こういった理由から企業は未経験者でも採用を実施しているのです。
第二新卒から未経験職種へ転職できるおすすめ４職種
ここからは未経験の仕事でも転職できるおすすめ４職種についてご紹介していきます。
- 営業職
- 販売職
- 事務職
- ITエンジニア
営業職
営業職は未経験でも応募可能な求人が多いです。
企業はモノやサービスを売る人が多ければ多いほど売上がアップするので、社内の人員の割合として営業職が一番多いためです。あなたの会社も社内の社員数では営業の人が一番多いのではないでしょうか？
営業というと新規開拓の飛び込み営業など、大変なことをイメージをする方も多いと思います。
しかし、最近ではデジタル技術の発達により、様々なデジタルツールを活用して飛び込みなどをせず、効率的に商談の場を設けられるようになってきています。
これまで営業活動はアポイントメントの獲得から商談までのプロセスを営業一人で行うのが一般的でしたが、インサイドセールス（内勤営業）、フィールドセールス（外勤営業）など営業プロセスが分担されるようになってきたので、自分に合った営業スタイルに専念することが可能となりました。
営業職は汎用性が高いので、いわゆる「潰しが効く」職種です。一度営業職として経験を積むことで次の転職へのスキルとしても活かすことができます！
販売職
販売職は営業に近い職業ですが、個人のお客さんの前に立ってモノやサービスを売る仕事です。業界は飲食店、不動産賃貸、旅行代理店、アパレル、保険、小売業などが挙げられます。
販売職が積極的に採用されている背景は、社員の定着率が低く、常に人材が不足していることが挙げられます。
コロナ禍により個人のお客さんの前で接客する業界は大きな打撃を受けており、以前より採用が減ったものの依然として人材不足感は否めません。
その理由は、土日祝日や夜遅くまでの営業によるシフト制の休みや長時間労働といった理由があります。そのため、未経験であっても人手が欲しいという会社がたくさんあります。
これだけ聞くとデメリットだらけで行きたくないと思われるかもしれませんが、販売職のメリットとしては若いうちに店舗運営などを任される可能性が高く、早いうちから経営について学ぶことができることです。
店舗を運営するためには、販売計画の立案やイベントや展示などのセールスプロモーション、給与計算、人材採用、社員やアルバイトのマネジメントなどを幅広く経験することができます。
私の周りではゼロスキルだった人が店舗運営を学び、その後日本に新規参入してくる外資系アパレル会社の店舗マネジャーに転職し、年収が1,000万近くにアップしたという人もいます。
また、お客さんと直接接する仕事なので、ユーザー声を生で聞くことができるのも大きな魅力の一つですね！
事務職
事務職は業界知識や業務知識があまり必要とされていないので、未経験の人も採用しています。
未経験でもマイクロソフトのオフィス（エクセルやワード）が使いこなせれば、十分に活躍することが可能です。
しかし、事務職は女性からの人気が非常に高く、応募者も多いため、採用されるハードルが高いのも事実です。
そのため、たくさんの企業に根気よく応募し続けていく必要があることを覚えておきましょう！
ITエンジニア
ITエンジニアはコンピューターやデータ通信など情報技術（IT）に関連する技術者の総称でシステムエンジニア（SE）やプログラマー（PG）、データベースエンジニアなど細かく分けると数多くの役割が存在します。
ITエンジニアと聞くと、かなり高度なスキルが必要そうだと感じますが、未経験で採用されている人も数多くいます。
それは、デジタル技術の発達により、多くの企業がデジタルを導入することで需要が増しているからです。
システム開発などの案件が増えているもののエンジニアが不足しているため、未経験者であっても自社で育成をすることで人材不足を解消するようにしているのです。
未経験でも採用している会社はエンジニア派遣会社や受託開発会社が多く、まずはそこに未経験で転職し、スキルを習得することで、キャリアアップが目指せます。
また、ITエンジニアと聞くと長時間労働などのブラックなイメージが強いですが、近年の働き方改革によりだいぶ改善されてきました。
事前に受ける会社についてしっかりと確認することでそうした会社を回避できる可能性が高まります。ただし、入社してから覚えることが多いのでその点については覚悟しておきましょう。
第二新卒からその他の職種に未経験で転職するには？
上記以外の職種に未経験でチャレンジするにはハードルが更に高くなります。そのため、未経験の職種にチャレンジするには以下の段階を踏む必要が出てきます。
- アルバイトもしくは契約社員から経験を積む
- 目標とする職種まで別の会社で経験を積む
- スクールで学びスキルを習得する
- キャリアのパーソナルトレーニングを活用する
アルバイトもしくは契約社員から経験を積む
未経験でどうしてもチャレンジしたい職種がある場合は、アルバイトもしくは契約職員としてスタートするという選択肢もあります。
未経験でいきなり人事の正社員に転職するのは難しいですが、アルバイトもしくは契約社員として人事の経験を積むことで、そこで正社員になる可能性や別の会社の人事に転職できる可能性が高くなります。
私もスポーツ関係の仕事へ最初移った時はパート職員という雇用形態で時給制で働いていましたが、そこでスポーツ業界の知見や経験を積んだことで別の会社へ転職することができました。
採用する企業の立場で考えると、職種未経験の人をいきなり正社員として雇用するのは難しいですが、アルバイトや契約社員なら雇用しやすくなりますよね！
ちなみに契約社員の仕事を探す場合は転職サイトを利用するといいでしょう。
その理由は転職サイトの方が転職エージェントを利用するより採用コストが掛からなくて済むからです。
＊筆者が利用して役に立った転職サイトはこちらの記事をご覧ください。
目標とする職種までに別の会社での経験を積む
逆算してどのようなスキルを身につけるべきかを知り、一度別の会社で必要なスキルを身につけてから、目的とする未経験職種へ転職する方法です。
例えば、マーケティングへ転職したい場合はいきなりマーケティングの職種に転職することは難しいです。
そこで最初に広告代理店に転職し、そこでマーケティングに必要な知識やプランニングなどを経験した上でマーケティングへ転職することが可能になります。
実際にマーケティングを募集している会社では広告代理店経験者歓迎といった内容を記載していることも多々あります。
スクールで学びスキルを習得する
スークルに入り、スキルを習得することで未経験の職種にも転職することが可能となります。
スクールによっては転職保証がついているので、そのようなスクールに通うことで未経験の職種に転職できる可能性が高くなります。
例えば、未経験でWebマーケティングの職種に転職したい場合には「マケキャン 」で3ヶ月の間に基礎から実務スキルを学ぶことでWebマーケティングの職種に転職することが可能です。
マケキャンでは転職保証もついており、98%の転職成功率を誇っています。仕事と並行しながら学ぶことができるため、入学のために会社を辞める必要がないのもおすすめポイントです。
マケキャンのサービスに関する詳細はこちらの記事をご覧ください。
キャリアのパーソナルトレーニングを活用する
未経験の職種に転職する方法として、キャリアのパーソナルトレーニングを活用するという方法があります。
キャリアのパーソナルトレーニングを活用することで、自己分析から企業選定、面接対策など徹底して転職活動の対策を行うので、自分一人では叶わなかった転職が実現する可能性が高まります。
キャリアのパーソナルトレーニングを行っている『ポジウィル キャリア』についてはこちらをご覧ください。
未経験でも諦めずにチャレンジしよう！
ここまで読んでいただいた方は未経験職種に転職する方法について理解していただけたかと思います。
ここでもう一度まとめを確認しておきましょう！
- 業績好調による増員
- 人物重視・社風に合う人材を求めている
- 社内の教育体制が整っているので育成が可能
- 異業種・異職種の経験を自社で活かしてほしい
- 営業職
- 販売職
- 事務職
- ITエンジニア
- アルバイトもしくは契約社員から経験を積む
- 目標とする職種まで別の会社で経験を積む
- スクールで学びスキルを習得する
- キャリアのパーソナルトレーニングを活用する
いかがでしたでしょうか。今日は未経験でも転職しやすい４つの職種についてご紹介しましたが、それ以外の職種にも段階を踏むことで転職することが可能です。
新卒で入社した会社で配属された職種から違う職種に転職したいと思った方はぜひ参考にしていただければと思います。
私も新卒で営業に配属され、営業職以外にいきなり転職することが難しかったため、アルバイトから段階を踏んでPR、マーケティングの職種にたどり着きました！
新しい職種にチャレンジしたい人は諦めずに戦略的に進んでいくことで、新しいキャリアが拓けていくと思いますので、ぜひ挑戦して欲しいと思います！
